保育園向けおむつサブスクとは
最近、ニュースやSNSで「おむつ定額サービス」や「おむつの使い放題サービス」、「おむつのサブスク」などと呼ばれる保育施設むけのサービスが頻繁に取り上げられています。では、おむつサブスクとはどのようなサービスなのでしょうか?
おむつのサブスクとは毎月、定額の利用料を業者に支払う(=サブスク)ことで紙おむつを保育施設へ直接届けてくれるサービスです。そのため、「おむつのサブスク」も「おむつ定額サービス」も同じサービスと考えて問題ありません。おむつサブスクを導入することで、保護者は紙おむつへの記名と保育所へのおむつ持参が不要になり、保育園でも園児ごとの紙おむつの管理の必要がなくなります。
おむつの仕分けや、在庫管理の手間、保護者へ連絡する手間が減るので楽になりそうです。おむつ替えの時に個人のおむつを用意しなくて良いので、子供待たせる時間が減るのが嬉しいです。
おむつに名前を書かなくて良いのが一番嬉しいですね。大した手間ではないけれど、時間を取られますし、正直面倒だと思っていたんです。また、自転車登園なので、荷物が減るのが嬉しいです。雨の日は特に荷物が多くて大変なんです。持ってくるのを忘れたということもなくなりますね。
※保育施設向け専門雑誌「MiRAKUU」の2021年10月号より一部抜粋
保護者と保育園の双方にメリットのあるサービスなだけあって、保護者の方が園を選ぶ基準にもなりつつあるのかもしれません。そのため、「おむつのサブスク」の導入を検討されている施設も多いのではないでしょうか?
ただ、いざ検討するとなると、気になるのは月額利用料だと思います。
目次
おむつサブスクの料金は月額3,270円前後が相場
毎月、保護者の方が負担する利用料金ですが、「紙おむつ + お尻ふき」の使い放題プランでは一般的には3,270円前後が利用料金の相場(※)のようです。ただし、保護者の方と直接契約するサービスの場合は、毎月の口座振替に手数料が発生することがあるため注意は必要です。
※株式会社ブリッジウェル調べ(2021年11月末時点)
おむつサブスクを利用するメリット
ここまでは保育園むけのおむつ定額サービスの月額利用料に関して説明していきましたが、あらためておむつのサブスクの導入によって得られる保育園のメリットについてもご説明させていただきます。
おむつの履き替えが楽になる
おむつ替えが必要な度に、おむつストックから子供ごとに紙おむつを取って履き替え。保育士さんなら誰でも経験のあるこの作業もおむつのサブスクを導入することで不要になります。また、万が一誤って他の子のおむつを履かせてしまったら、保護者への説明も大変です。
おむつの管理業務から解放される
子どもごとのおむつ在庫チェック、貸おむつの管理、保護者への補充連絡など、保育所でのおむつに関する事務作業は多岐にわたります。おむつのサブスクでは、そのような手間をなくし、子どもと触れ合う時間に充てることができるようになります。
感染症対策になる
従来の保護者の方がおむつを持参する方式では、保育士の先生は保護者の触れたおむつに触れることになります。おむつのサブスクを導入することで、保育士の先生が触るのは未開封のおむつになるため、感染症対策につながります。
サービスを選ぶ際のポイント
2021年12月時点で保育施設向けの「おむつのサブスク」サービスは多くの会社が提供しています。しかし、保育園へお届けする紙おむつの種類や月額利用料、支払い方法などサービスによって異なる特徴があります。そこで、ここでは代表的な特徴をご説明するとともに自園にあったサービスを選ぶポイントをご紹介いたします。また、おすすめサービス6選を本記事の後半でご紹介していますので、そちらもあわせてチェックしてみてくださいね。
特徴 | 確認したいポイント |
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おむつの種類 | サービスによって利用できる紙おむつの種類が異なります。そのため、園内の多くの赤ちゃんに合った紙おむつを提供しているサービスを選ぶことが重要です。 |
お尻ふきの有無 | お尻ふきが標準でセットになっていたり、オプションとなっているサービスもあれば、お尻ふきは提供していないサービスもあります。 |
使い放題の有無 | 使用上限のない使い放題のサービスや使い放題はオプションとなっているサービスもあります。 |
おむつの持ち帰りの有無 | 風邪をひいた際などに、紙おむつの持ち帰りのできるサービスや一切の持ち帰りを許可していないサービスがあります。風邪などで丸々2週間もお休みとなると、月額3,000円近くも払っているのに勿体無いと考える方も少なくないと思います。 |
おむつの配送単位 | 紙おむつを1箱から配送できるサービス、一定数量の箱数での発注が必要なサービスなど様々です。特におむつの在庫を保管するスペースに限りのある小規模保育園などでは、導入の可否に関わる重要なポイントです。 |
契約方法 | 契約方法は主に以下の2種類が主流です。保護者と業者で契約する際に、口座振替で別途料金が発生することもあるため、保護者の方への事前の説明が大切です。
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おむつの補充方法 | 指定のウェブページやアプリを使用して補充を依頼する形式が主流です。ただ、中には一定数量を下回ると自動的に補充連絡をしてくれる便利なサービスもあります。 |
おすすめの「おむつサブスク」6選
保育所での「おむつの使い放題サービス」の導入を検討しているのであれば、以下のようなサービスがおすすめです。各おむつのサブスクの月額料金とおむつの種類を比較してみました。
サービス名 | 月額料金(税込) | おむつの種類 | 資料請求・お問い合わせページ |
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おむつカンパニー(旧:ミラフィールビズ) | ※プランにより異なる ※別途、エプロン(前かけ)、手口ふきがオプションあり
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| ウェブ窓口 03-6822-3195 |
おむつお届け定額サービス | 3,278円 | Whito(ホワイト) | ウェブ窓口 |
手ぶら登園 |
※利用するおむつブランドにより変動 | ウェブ窓口 | |
1Month | – ※商品選定し使用枚数に応じて設定 | 導入時に選定 | ウェブ窓口 0120-296-610 |
※株式会社ブリッジウェル調べ(2021年12月時点)
おむつカンパニー
おむつサブスクとしては後発のサービスながらも、おむつとおしり拭きプランを月額2,290円(税込)から利用できる(※)おむつのサブスク。利用ブランドは導入時に ミラフィール または グーン を選択可能。プライバシーマークを取得しているほか、全国多数の公立保育所への採用実績など個人情報保護の観点からも安心のサービスです。
※月額のご利用金額は保育施設へ導入される紙おむつのブランドにより異なります。
月額利用(税込) | 2,290円〜 ※プラン、ブランドなどにより変動 |
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資料請求・お問い合わせページ | パンフレットのダウンロード 03-6822-3195 |
おむつお届け定額サービス
学研とネピアが運営するサービスです。紙おむつとおしり拭きの使い放題のサービスを月額3,278円(税込)で提供されています。紙おむつは保育所に自動的に必要な量が配送されるとウェブページに記載されており、忙しい保育士さんには嬉しいサービスです。
月額利用(税込) | 3,278円 |
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利用可能なおむつ | Whito(ホワイト) |
資料請求・お問い合わせページ | ウェブ窓口 |
手ぶら登園
BABYJOB株式会社が運営するサービスです。2020年サブスク大賞のグランプリを受賞したことで有名なサービスです。おむつメーカーのユニチャームと共同運営していることから、ユニチャームの紙おむつ「マミーポコ」と「ムーニーマン」を利用することができます。
月額利用(税込) |
※利用するおむつブランドにより変動 |
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利用可能なおむつ | |
資料請求・お問い合わせページ | ウェブ窓口 |
らくらく登園セット 1Month
小山メディカルサービス株式会社が運営するサービスです。紙おむつの他に、おしぼりやお布団セットなども利用できるという特徴があります。
月額利用(税込) | ※商品選定し使用枚数に応じて設定 |
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利用可能なおむつ | 導入時に選定 |
資料請求・お問い合わせページ | ウェブ窓口 0120-296-610 |
まとめ
いかがでしたでしょうか?本記事ではおむつのサブスクの相場感から、サービスを選ぶ際のポイントをご紹介をさせていただきました。ぜひ、自園に合ったおむつのサブスクを見つけてみてくださいね。
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